メニューブック用の写真を撮影しました

(すっかり放置していたwebサイト…更新のやり方を忘れて、この記事を書いたらアップの作業に一苦労することを覚悟しつつ書いています)

SNSで写真を見て、というデザイナーさんから「お客様のお店のメニューブックを作成したい、そのための写真撮影を」というご依頼をいただきました。
自分たちでスマホで撮った画像を使ってメニューを当座凌ぎに作ったものの、これはちゃんとしなければ、という希望です。
ジャンルはスリランカ料理、オーナーはスリランカ出身で、星付きレストランのシェフが料理を作ります…となれば、美味しいお店に違いない。美味しいものの撮影は大好きですから「やりましょう、いや、むしろやらせて!」と、即決でお請けしました。
詳しく内容をうかがうと、ランチメニューを一通り撮影して、夜営業のための一品料理写真もそれぞれ欲しい、ということ。となると、撮影する商品はけっこうなボリュームになります。デザイナーさんが丁寧な香盤表を組んでくれて、2日間に渡る撮影スケジュールとなりました。
当日の機材は、小回りのきくProfoto A1x、カレーがメインなので、スパイシーな料理に合うよう、少しシャープさを狙ってアンブレラを使用することにしました。バックペーパーはデザイナーさんが用意してくださり、機材もセットして、いざ撮影です。
料理は出来上がって盛り付けられた時が一番美味しい瞬間。時間をかけてゆっくり丁寧に…とやっていると、湯気はもちろんなくなります。表面のツヤがなくなって膜が張ってしまったり、添えられた生野菜はしんなりしてしまったり、アイスはドロドロに溶けてしまうし…どんどん姿を変えてしまうので、シャッターは数回で決めることにしています。ツヤをマシマシにするために油を塗ったり、野菜を入れ替えたりすることはありますが、基本は短時間でバチっと、です。料理ができたら即撮って、一品終わりそうなタイミングで厨房に声をかけて次の一品、と、メニューを待ちながらの撮影となります。
文字を入れ込むので写真は全面で敷きたい、こっちのメニューは切り抜き用も必要、など、デザイナーさんの的確なディレクションが現場で出ることは、撮る側としてはとても心強いです。目指すものが決まっていると、この作業はとてもラク。一緒にモニターを見ながら「おー、うまそう!いいっすね!」と言い合い、よい香りのなかで、楽しみながら撮影させていただきました。
スリランカの魅力やインドカレーとの違い、スパイスや調味料のことなど、オーナーからは楽しいお話もたくさん聞けて、スリランカにも俄然興味がわきました。買い物に行ってスリランカのお茶を見つけたりすると、ちょっとした親近感で買ってしまいます。
お料理もオーナーの接客もすばらしく、個人的にも食べに行っています。お客様には本場の味を懐かしむスリランカの方も多いです。テレビや雑誌、SNSでもお店のことを拝見しますが、お客さんもいらしていて、しっかり賑わっているようです。ちょっとした差がお店の客足におおいに影響するこのコロナ禍で、素晴らしいなと思っています。撮影させてもらった写真が、売り上げの一助になっていると嬉しいです。

special thanks to booster-design-labo
スパイシーコロンボ 静岡市駿河区南町10-14 オラシオン南町2F spicy colombo

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