スラッシャー slasher

先日、友人とランチをした時のこと。
近況を報告しあっておしゃべりするうち、「そういえば、これってルリさんのことよね」と言いながら、「スラッシャー」という言葉を教えてくれました。
【スラッシュワーカー(slash worker)、あるいはスラッシャー(slasher, career slasher)】
複数の肩書を持ち、 プロフィールなどで職業を記載する際に複数の肩書を「/(スラッシュ)」で区切るような、一つの分野にとどまらず幅広く活躍する人のこと、という話でした。

小さなころから「将来は○○になりたい」とひとつに絞り切れなかった私は、大人になっても絞り切れず、ちょっとずついろんなことをやって、フワリとフリーランスになりました。
ひとつのことを突き詰めていく、ということが苦手で、ひとつのことをやりながら、あっちも気になる、これもやってみたい、と好奇心が止まらない。
「器用貧乏」という言葉があるくらいなので、きっと世の中でも良くないイメージなのでしょう。
私も、この性分は欠点だと思っていました。手相を見れば、運命線が途切れとぎれですし。
でも、去年あたりから風向きが変わってきました。
そう、「風の時代」です。
コロナ禍で副業OKになる企業があったり、「ワーケーション」なんていう新しいスタイルが提唱されたり、働き方に多様性が認められるようになりました。
収入減をひとつに絞らず、可能性を信じて手を広げてみる、そんなことを少しずつやっていたら、1年かけて、具合よく自分のスタイルが出来上がってきました。
そしてもちろん、やっている仕事のどれもが楽しい。


「あなたは9時から5時まで働いてお給料をもらう仕事には向いていない」と、ある方から言われましたが、それは誉め言葉だと思っています。
のびのびと羽を広げて、軽やかに生きていきます。

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