乾物は偉大

静岡市清水区の駅前銀座商店街にある乾物屋・蒲原屋さんで開かれた、「やさしい乾物教室」に参加してきました。
前回3月に初めて参加したものの、コロナの影響で4・5月はクローズ。
「再開します!」のメッセージに、喜んで参加の申し込みをしました。
前回もそうでしたが、乾物をすべてのメニューに取り入れてあり、自分では想像もつかない一品となって登場します。
「こんな味になるの!」「こういう使い方が!」と、必ず驚きがあります。
「ウチはゆるい教室なので…」とおっしゃる店長コトさん(と愛情をこめて呼ばせてもらっていますが、敏腕社長でもあります)ですが、
乾物のみならず、食に関する知識が恐ろしいほど豊富で、ひとつひとつの質問に、ありったけの情報を提供してくださいます。
知識欲を存分に満たしてもらえて、だけど堅苦しくなく、とても楽しい料理教室です。
(みんなで協力して料理を作るのは、家庭科の調理実習みたいで、これも楽しみのひとつだったりします)

完成した料理は、そのままランチとしていただきます。
コレってこうなんだ~と感想を言い合いながら食べるランチは、お腹がいっぱいになるのに、不思議ともたれないのです。
満足感でいっぱいで、夕方にはきちんとお腹が空く。
「やさしい」は、「易しい」と「優しい」なのですね。
こういうものをいただくと、ああ、日本人なんだなと実感します。カラダは正直です。
日持ちもしてカラダに優しく、しかも美味しい。乾物は偉大です。
もっともっと食卓に取り入れていきたいと思っています。
帰るころには、農薬不使用に取り組む矢入農園さんの飛び入り野菜販売会もあり、充実した一日となりました。

さて、「どう撮ってもコーヒーゼリー」と嘆いていらした黒糖寒天は、私が撮ってもコーヒーゼリーでした。申し訳ない…。

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